突然ですが皆様にとって、お風呂とはどのような存在でしょうか?
1日の汚れを洗い流し、溜まった疲れをとるお風呂は日々の生活に欠かせない重要な要素です。
可能な限り居心地良く、また使い勝手も便利な場所であって欲しいと多くの人は考えるのではないでしょうか?
こちらの記事では不便な点を抱えるお風呂場が、リフォーム工事によって快適で使いやすい空間になるまでの流れをご紹介しています。
リフォーム前のお風呂は・・・
まずはリフォーム前のお風呂の状況を確認しておきます。
こちらのお家は「ユニットバス」と呼ばれる最もメジャーなタイプのお風呂です。
壁・天井・床や浴槽はもちろん、シャワーヘッド等その他部品まで全て工場で作り、セットで届いたそれらを職人さんが現場で組み立てる仕様となっています。
ですので今回のリフォームは、古いユニットバスから新しいユニットバスへ、性能やデザインを一新する交換工事になりますね。
(※360度写真となっています。カーソルを押しながらぜひ自由に見回してみてください。)
*床のタイル
最近では機能性の高い床タイルも増えてきましたが、この床は少し古い作りとなっています。冬は足裏が冷たく感じるとのこと。
*浴槽
浴槽は蛇口を捻ってお湯を溜めるタイプとなっています。
特別な事情やこだわりがある場合を除き、自動化するのが良さそうです。
*出入り口の段差
そして今回のリフォーム工事を通じて、特にどうにかしたいという要望が出ているのが、こちらの出入り口の段差です。
施工主様のご家族に半身不随の症状を抱えている方がいるらしく、お風呂を利用する上で出入り口の段差が非常に不便な存在となっているそうです。
この問題も解消していきましょう。
工事の流れ
① 養生をする
始めに、玄関口からお風呂場にかけて念入りに養生をしていきます。
作業の都合上、どうしても養生の上を土足で移動する場面が出てくるので、施工主様へご相談して最低限、歩いてもOKな範囲を取り決めておきます。
② 解体開始
養生が済んだら、早速お風呂を解体していきます。
作業時は結構大きな音が出ますので、事前に居住者様へご連絡しておきます。
ユニットバスは簡単に組み立てられる分、撤去時の解体も速いです。家の構造に左右される作業が少ないため、どんどん作業を進めていきます。
パーツ同士がしっかり接着されているので、電動カッターやバールを使って「壊す」に近い感覚で解体していきます。
床下や浴槽の付近には配管が通っていますので、それらを傷付けないよう箇所によっては慎重に作業を進めていきます。
解体されたパーツを運び出したら・・・
お風呂の解体が完了しました!
③ 水回りの整備
お湯や水の配管・排水管など水回りの設備を整えます。
新しいユニットバスが搬入されるにあたり、配管の取り付け位置や長さも変わるためこの段階で整備しておきます。
ちなみに赤い配管=お湯、青い配管=水という風に分かりやすく色分けされています。
④ 新しいユニットバスの組み立て
新しいユニットバスが届いたので組み立てていきます。
こちらの重そうな部品はユニットバスの土台ですね。必要なパーツを取り付けて床面に配置したら排水溝と繋げます。
その上に、お風呂の床を乗せます。
この床パネルは冷気を遮断するW断熱構造となっている他、水滴が乾きやすい仕組みとなっているため、掃除の手間が省けるという以前よりも機能性の高い床となっています!
続いて床パネルの隣に浴槽を設置します。
容器を包み込む断熱材のおかげで、時間経過による温度の低下を抑えてくれる仕様となっています。
壁を作っていきます。
壁のカラーリングは基本的に白色ですが、出窓がある面にのみ木目調と花柄の入り混じったデザインパネルを設置します。
このようにお風呂場の一部分にワンポイントとなるデザインを取り入れることで、空間全体にモダンな印象が出てきます。
最後に水栓やシャワーヘッド・カウンター等の細かな部品を取り付けます。
⑤ 仕上げのシーリング防水
防水のため各隙間にシーリング材を埋めていったら工事完了です。
⑥ 工事完了!
出窓の存在感を活かした、穏やかな印象のお風呂場になりました。
また、弱かったシャワーの水圧が解消され、浴槽のお湯もボタン一つで沸くようになり、お風呂としての機能性もアップしました。
そして何より出入り口の段差も平らになり、不便さが解消されました!
これで躓いたり、足をぶつける可能性が大幅に下がり、居住者様の不安も和らいだのではないでしょうか。
こちらの家では、今回のお風呂のリフォーム工事と合わせてリビングのリノベーション工事も行いました!
まずは工事をする必要があるかどうか確かめることから始めてみてはいかがでしょうか?
山陽工業は防水・塗装工事を得意としている建設会社です。
気になる壁の小さなシミから、大規模改修工事まで工事の大小問わずお引き受けします!
調査・御見積は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
なお、対応エリアは以下の通りです。
この記事を書いた人 山陽工業 よーこちゃん
・山陽工業に入社して2年目の広報社員。
・たくさんの現場を巡って、日々様々な知識と写真を集めています。
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