よく、工事を依頼してくださったお客様から
「不要になったインテリア・家具の撤去も一緒にお願いできないか」
といったご相談を寄せられることがあるのですが、
結論からして、山陽工業にお任せください!
大きいオブジェも丁寧に解体し、産業廃棄物の正しい手順を踏んで処理します。
その後、修繕・改修工事を行えば、建物の美観&性能はアップし、インテリア・家具の片付けも済んで一石二鳥です。
この記事では実際に、屋上の不要になった設備を撤去し、それから防水工事を行った時の様子をご紹介しています。
一軒家の家主様、アパート・マンションのオーナー様や管理組合の皆様の中で、屋上にインテリア・家具があって防水工事を頼みづらいとお考えの方がいましたら、本記事をぜひ参考にしてみてください!
古びたインテリア・家具を撤去し、加えて防水工事を施すことで、屋上が綺麗に生まれ変わりました!
美観が良くなったのはもちろんのこと、建物の防水性能も非常にアップしています。
工事を始める前の屋上の様子です。
木目状のタイルが多く敷き詰められていますが、年数が経って全体的に古びているのが分かります。
数が多いので、お客様ご自身で撤去するとなると中々に大変な作業だと思われます。
確かに、この数のタイルを剥がして捨てるとなると、時間も労力も結構かかりそうです。
ですので早速、これらの設備を不要なものは産業廃棄物として撤去し、必要なものは建物内の空いたスペースに避けておきます。
タイルを全て撤去し終わるとその下に隠れていた泥が現れました。
タイル撤去後の泥汚れから分かる通り、年数の経っている屋上は全体的に薄汚れています。
排水溝の周辺には苔が生えてしまっていたり……。
こういった汚れは、高圧洗浄による水圧で落としていきましょう!
強い水圧は、思っていた以上に汚れを洗い流してくれます。
屋上の外周りにある小さな塀に高圧洗浄をかける時は、建物の下を人が往来していないか注意しながら作業を進めました。
高圧洗浄が終わって乾くと、これだけでもかなり綺麗になったように見えます。
汚れを落としたことで、今まで隠れて見えてこなかった、屋上の劣化部分があらわになりました。
このような劣化を、ひとつずつ丁寧に補修していきます。
劣化症状である「膨れ」は解消されましたが、本来保護しなければならない下地が、丸見えの状態となってしまいました。
そこで、屋上の全面に「プライマー」を塗っていきます。
プライマーは、防水工事に欠かせない重要な塗装作業です。
下地とこの後に形成される防水層の密着性を高めるため、接着剤のような役割を果たします。
そうして、プライマーの塗られた下地の上にシーリング材と呼ばれる防水材料を塗り込むことで、劣化の跡を補修することができます!
今回の防水工事は、ウレタン防水の通気緩衝工法を採用しました。
専門用語が並んでいて小難しそうな印象があるかもしれませんが、メリットを簡単に述べると、
「通気緩衝シートと呼ばれる特別なシートを張ることで、膨れやひび割れといった劣化の発生率を下げる」
ということです!
より詳しくご説明すると……
通気緩衝シートと臭気塔が連携して、建物内部に溜まった水蒸気等の空気を外に逃す。
⇒膨れの発生率が下がる
地震や外部からの衝撃があった際、防水層と下地の間に挟まれていることで緩衝材の役割を果たす。
⇒ひび割れの発生率が下がる
という訳で、ウレタン防水の通気緩衝工法を採用すれば、防水層の劣化が発生しにくくなるのです!
※その分、他のウレタン防水の工法よりも費用はやや高めになってしまいます!
シートの位置・傾いていないか、注意深くチェックしながら、経験豊富な職人さんの手によって、屋上全体がシートで覆われていきます。
シート同士の境目にテープを貼って、
屋上の全面が通気緩衝シートで覆われました!
張り終えたシートの上からウレタン塗料を塗っていきます。
防水塗料であるウレタン塗料を何層か塗り重ねることで、防水層が形成され、外部からの刺激や衝撃から建物を守ってくれます!
まずは、屋上の立ち上がりや溝の部分から塗り始めていきます。
続いて、平らな部分もこのように、ウレタン塗料を塗ります。
最後に仕上げとして、グレーのトップコートを塗ったら工事完了です!
まるで新築時の屋上のように綺麗になりました。
苔の生えていた排水溝や膨れによる劣化を起こしていた部分も、防水層できっちり覆われています!
山陽工業は防水・塗装工事において豊富な実績を誇る建設会社です。
雨漏り被害などの緊急性の高い工事から、経年劣化による大規模な改修工事まで幅広く承ります。
また、弊社では調査・診断〜お見積もりまで無料で請け負っています。
お客様と、お客様の建物の事情に寄り添った施工プランをご提案しますので、まずはお気軽にご相談ください!
なお、対応エリアは以下の通りです。
この記事を書いた人 山陽工業 よーこちゃん
・山陽工業に入社して3年目の広報社員。
・たくさんの現場を巡って、日々様々な知識と写真を集めています。
・施工管理に長けた工事監督さん、この道何十年の熟練職人さんの方々に取材を行い、建物の修繕・改修に関する情報を発信していきます。
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