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ロケットにも採用される高い機能性!遮熱塗料を使った屋根の塗装工事

せっかく工事するなら機能性を重視したい!夏でも過ごしやすい室温を保てる建物にしたい!…そんなご要望をお持ちなら、塗布するだけで建物の遮熱性能を向上できる「遮熱塗料」はいかがでしょう?

プレミアムな改修工事、しませんか?

建物を所有している方にとって、定期的に実施する必要のある改修工事は避けられない問題です。

1回の工事で高額な費用が掛かるため、「一番安く済む必要最低限の工事だけでいいや…」と考える方も多いでしょう。

しかし…安く済ませた結果、すぐにまた劣化してしまったり、防音性や遮熱性など建物の性能が落ちてしまうことも。
次の改修工事までの期間が短くなることで、長い目で見ると逆に高くついてしまう恐れもあります!

せっかくお金を払うなら、一度で高い性能が長持ちするような工事をしてほしいな…

お任せください!
山陽工業では、一般的な改修工事はもちろん、ライフサイクルコスト(※)を抑えながら+αの価値を提供する、言うなれば『プレミアム改修工事』も施工が可能です。
※ライフサイクルコスト…建物の計画・設計~維持~解体・廃棄に要する費用の総額のこと

プレミアム改修工事には様々なメニューがあります。
その中から今回の記事では、建物の遮熱性を向上させる塗装工事と、その事例について詳しくご紹介します。

せっかく工事するなら機能性を重視したい!
夏でも過ごしやすい室温を保てる建物にしたい!

そのようなご要望をお持ちの方に特にオススメです。ぜひご一読ください!

1.遮熱塗料とは?

遮熱塗料とは、その名の通り『塗布するだけで建物の遮熱性能を向上させる塗料』のことです。
遮熱塗料に含まれる特殊な成分によって太陽光が反射され、室温の上昇を抑え冷房代を削減できることから、省エネに貢献できる優れものです。

遮熱塗料は様々なメーカーにより開発されており、遮熱性だけでなく断熱性(室内の熱を逃がさない)防音性を向上する効果など、豊富な性能を持つものもあります。

メリットとデメリットをそれぞれ見ていきましょう!

■遮熱塗料のメリット

遮熱塗料の最大のメリットは、やはり遮熱性能が向上するという点です。遮熱塗料は、その効果の高さからロケットや鉄道車両・船舶などに使われているものもあります。

現代のように断熱材がしっかり使われていない比較的古い建物や、老朽化により断熱材の性能が落ちてしまっている建物に使うと特に効果を感じやすくなります。

■遮熱塗料のデメリット

塗料の性質上、ムラになりやすいというデメリットがあります。
そのため、屋根や外壁などムラが目に入りにくい・気になりにくい箇所への使用に向いています。

遮熱塗料の中には室内の壁や天井に使えるものもあります。
しかし、仕上がりの美しさを第一に優先するのであれば、比較的目に入りやすい室内の壁や天井に使うのは一般的な塗料の方がおすすめです。

また、遮熱性能を向上させる特殊な機能を持つ塗料であるため、一般的な塗料と比べると当然費用は高くなります。

2.遮熱塗料による屋根の塗装工事の手順

(0)今回使用した遮熱塗料と参考単価

今回の記事でご紹介する工事では、「ガイナ」という遮熱塗料を使用しました。

出典 : 菊水化学工業株式会社 公式HPより引用


ガイナは、ロケットの機体や人工衛星を守るために使われている、塗布するだけで断熱できる技術を応用して生み出された遮熱塗料です。

それほど信頼できる性能であることが分かります!!

また、ガイナの塗装費用は¥3,800+税~/㎡です。
※上記はあくまで参考費用です。ご選定いただくガイナの種類・色などにより変動します。

このガイナを使った屋根の塗装工事はどのように行うのか、詳しくご紹介していきます。

施工前の屋根の状態(金属屋根)

と言っても、特別な工程があるわけではなく、実は通常の鉄部塗装工事とほぼ同じ手順です。

早速見ていきましょう!

(1)下地処理

まずは塗装する箇所の汚れなどを綺麗にし、表面を整えます。この作業を「下地処理」と呼びます。

今回は金属屋根に工事を行ったため、サビてしまっている部分をやすりで削り、サビ止め材を塗布しました。
サビた部分を削る作業は『ケレン』と呼ばれ、サビの侵食を防ぐための重要な作業です。

(2)下塗り材を塗布

塗装する箇所に遮熱塗料をより密着させる効果のある、下塗り材を塗布します。
この下塗り材にはサビ止め材も含まれているため、塗布することで屋根全体のサビの発生を防ぐ効果もあります。

(3)遮熱塗料を塗布

下塗り材が乾燥したら、いよいよ遮熱塗料の塗布スタートです。
全体に塗布した後、しっかりと乾燥させて塗膜(塗料の膜)を形成します。

(4)遮熱塗料を重ねて塗布

1回目に塗布した遮熱塗料が乾燥したら、もう一度重ね塗りします。
2回重ねて塗布することで厚い塗膜が形成され、遮熱の性能をしっかりと発揮することができます。

(5)施工完了!

こちらで遮熱塗料の塗装工事は完了です。
施工前後の写真を見比べてみましょう。

遮熱効果はもちろん、サビてしまっていた部分も綺麗になりました!

3.遮熱塗料の塗装工事は山陽工業へ!

山陽工業には、遮熱塗料についての知識が豊富な職人が多数在籍しています。
今回の記事では「ガイナ」という遮熱塗料を使用した工事をご紹介しましたが、もちろんその他メーカーの遮熱塗料も取り扱っています。

自分の建物に施工する場合、いくらかかる?

建物のどの部分に施工するのがおすすめ?

数ある遮熱塗料の中で、自分の建物・要望に合うものはどれ?

そのような疑問をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。プロの目で建物を調査し、御見積いたします。

調査・御見積りは無料で承ります!
お問い合わせは下のフォームまたはバナーからどうぞ!

なお、対応エリアは以下の通りです。

今回使用した遮熱塗料「ガイナ」を、高校の体育館の屋根に塗装した工事についての記事もあります。併せてご覧ください。

この記事を書いた人 山陽工業 かおり

・山陽工業で働く1児の母(2015年入社)
・「こんなこともやっているんだ!」と知っていただける、比較的小規模な工事や少し特殊な工事についての記事を主に投稿します。

★小規模工事についての記事一覧はこちらをクリック

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