ベランダやバルコニーは雨が吹き込みやすく、
雨漏りがしやすい場所なのです。
「まだ大丈夫だろう」と放置してしまうと、
建物全体に雨漏り被害が広がる事も、、！
日々の生活に支障がでてしまう前に、防水工事で対処しましょう
山陽工業は防水・塗装工事に特化した建設会社です。
こちらの記事では、一戸建てのバルコニーで行った「ウレタン防水工事」について詳しくご紹介いたします。ウレタン防水工事って？ どのような工程で行われるの？ 費用はどのぐらいかかるの？などの疑問を解消できればと思っておりますので、目を通していただけると幸いです！
液体状のウレタン樹脂を複数回塗り重ね、つなぎ目のない防水層を形成し、雨水の浸入を防ぎます。
液体状態の塗料を使用するため、屋上・ベランダ・バルコニーなど場所を選ぶ事なく施工する事が可能です。
この後の作業工程でも説明しますが、ウレタン防水はウレタンの上にトップコートを塗布する工事です。
ウレタン防水は施工後何年か経過するとトップコートから劣化します。その劣化がウレタンまで浸食すると躯体に水が浸入し、雨漏りが発生してしまいます。
その様な事にならないためにも、定期的なメンテナンスが必要です。
戸建ての所有者様の場合は特に、定期的なメンテナンスをせず、雨漏りなどの不具合が発生してから工事をする方も少なくありません。
しかし、戸建てのバルコニーなどに使用されているウレタンの寿命は約8〜10年とされています。更に、面積や日の当たり方で寿命を早めに迎えてしまう場合もあります。
雨漏りのリスクを無くし安心して暮らすためにも、バルコニーの定期メンテナンスを心がけましょう。
塗料を塗る前に施工箇所を綺麗にします。
下地の状態を整える事で塗料との密着度や、防水層としての機能性を高める事が出来ます。
ほぼ透明な「プライマー」と呼ばれる塗料を塗っていきます。
塗る事でウレタン塗料との密着度がアップし、防水層の長持ちに繋がります。
端から丁寧に、ハケやローラーを使って塗っていきます。
プライマーを塗り終わるとこんな感じ
透明なので塗装感はあまりないですが、長持ちさせるためにとても大事な工程になります。
下地の凹凸を無くすために、溝や隙間にシーリング材を埋めていきます。隙間があるまま施工を進めてしまうと空気が入り、劣化の原因になってしまいます。
プライマーの上からメッシュシートを敷きます。メッシュシートを敷く事で、防水層を補強する事ができます。また、地震などによる躯体の動きや衝撃の影響も受けにくくなります。
続いて、ウレタン塗料を塗っていきます。
濃いブルーとピンクの2種類の塗料を混ぜて作ります。
混ぜると明るくて綺麗な水色に！
こちらも端から丁寧に塗っていきます。
塗り終わった時の様子がこちら
明るい水色で一気に印象が変わりますね！
先程と同じウレタン塗料を塗り重ねていきます。
塗り重ねる回数は2回！
重ねる事で防水層を形成し、建物への水の浸入をより防ぎます。
トロっとした塗料を塗る工程、、見ていてとても気持ち良かったです!ついつい癖になってしまいますね。
職人さんが丁寧に塗っていき、終えた状態がこちら
より鮮やかな水色になり、ツルツルで綺麗になりましたね！
最後の仕上げにトップコートを塗っていきます。
トップコートは、防水加工を紫外線やほこりから守る役割をしてくれます。
色はシンプルなグレーが定番ですが、お好みの色にする事が可能です。外観の雰囲気などに合わせて決めてもいいですね。
お値段は上がってしまいますが、色を特注で作る事も可能です。しかし、色によっては再現しづらい物もあります。まずはご希望の色をお気軽にご相談ください！
今回は人気の色「ライトグレー」で塗ります。
塗料には、滑り止め用の砂を混ぜていきます。
ツルツルの状態だと、転倒などのケガに繋がり危ないですよね。
いざ塗装作業へ！
狭い箇所にも塗り残しが無いよう適したサイズの道具を使い、丁寧に作業を進めていきます。端から中央に掛けて道具を変えて塗っていき、、、
完成しました！
ウレタン塗料の水色とはまた違いすっきりしました！
滑り止め効果の砂で、少しマットな印象ですね。
今回は一戸建てのバルコニーを綺麗に塗り替えました！
並べてみると違いが一目瞭然ですね！
気になる肝心の工事費用についてですが、屋上とバルコニーにおけるウレタン防水の場合、山陽工業では下記の価格で請け負っております。
バルコニー防水 ¥4,500/㎡〜
屋上防水 ¥7,500/㎡〜
※現場の状態・環境によって上記数字は変化します。あくまでも参考価格としてご承知くださいますようお願いいたします。
今回の記事ではウレタン防水について詳しくご紹介しました。ウレタン防水にはグレードがあり、それは使用する材料の種類で変化します。お客様のお悩みに合わせてご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。
山陽工業では、ウレタン防水だけではなく他の種類の防水工事も対応可能です。
アスファルト防水とは、液状のアスファルトを染み込ませコーティングしたシートを貼っていく工法です。
広い場所への施工が適しているため、屋上や屋根で採用される事が多いです。
アスファルト防水の概要については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
また、アスファルト防水の作業手順については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
シート防水とは、専用の接着剤や機械を使って、塩化ビニールまたは合成ゴムでできたシートを貼っていく工法です。
シートを貼る方法（接着剤or機械）にもよりますが、屋上や屋根などの広い場所から、バルコニーなど比較的狭い場所まで、様々な場所で採用されます。
シート防水の概要については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
山陽工業は防水・塗装工事に特化した建設会社です。
お客様の建物はどのような状態なのか？
先述したように様々な種類がある防水工事のうち、どれが最適なのか？
これらを経験豊富なプロが無料で調査し、お見積りいたします。
また工事を実施する事が決まった際は、工事後の仕上がりや予算の都合など、皆様の事情をしっかりヒアリングした上で、最適な工事プランを提案いたします。
どんな小さな疑問でも、お気軽にお問い合わせください。
なお、対応エリアは以下の通りです。
この記事を書いた人 山陽工業 まお
・2022年入社の新人営業部
・お客様にもっと信頼される山陽工業を目指して、様々な工事内容を発信していきます！
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