鉄骨階段や鉄扉など鉄部の劣化が進むと、やがて腐食し、鉄自体がボロボロと崩れ落ちてしまいます。
安全のために必須である屋上の手摺や、人が歩く鉄骨階段の床部分が腐食して崩れてしまったら…落下や転落の恐れがあり、非常に危険です。
そんな鉄部のメンテナンスには、以下の2つが重要です。
腐食してしまう前に工事する!
サビが発生しにくくなる工事をする!
今回の記事では、そんな鉄骨階段の塗装工事について詳しくご紹介します。
腐食の一歩手前まで劣化してしまった鉄骨階段も、山陽工業の塗装工事でこんなに綺麗に生まれ変わります!!
・ボロボロになった鉄骨階段が危険。見た目も悪く困っている…
・鉄骨階段の塗装工事ってどうやるの?
そんなお悩みや疑問をお持ちの建物オーナー様・管理会社の方はぜひご一読ください!
今回ご紹介するのは、非常階段にも使用される鉄骨階段に行った塗装工事です。
さっそく現状を確認すると、階段全体にサビ汚れ・塗膜(塗料の膜)の剥がれが…!!
劣化してしまっているのは階段の表面だけでなく、裏側も…
見た目が良くないのはもちろんのこと、剥がれた塗膜が落下して階段の利用者に当たってしまったら、非常に危険です。
建物全体の工事をご依頼いただいたタイミングで、劣化してしまったこの鉄骨階段の安全性と美しさを取り戻すために、鉄骨階段の塗装工事も行うことにしました。
ちなみに、上の写真のようなサビ・塗膜の剥がれからさらに劣化が進むと、先述した腐食が発生してしまう恐れがあります。
腐食した鉄部はボロボロと崩れ落ちて穴があいてしまうため、特に鉄骨階段のように人が歩く部分に発生すると非常に危険です。
踏んだら壊れる危険性もあるので、一旦階段の使用ができなくなってしまう場合も…
安全を確保するためには、塗装工事を行う前に鉄板を溶接したり特殊な塗料を塗って穴を塞ぐ必要があるので、高額で大掛かりな工事になってしまいます。
参考までに、下の写真は立体駐車場の車が乗る部分の裏側に鉄板を溶接したものです。
塗装工事のみで済んでいた劣化でも、放置することにより工事項目が増え、費用も大きくなってしまいます。
工事の費用を抑え、できるだけ短期間で済ませるポイントは、早めに工事を行うことです!
では、鉄骨階段の塗装工事はどのような手順で行うのか、一つ一つ詳しく見ていきましょう。
サビを放置すると周りに侵食して広がってしまうので、サビが発生している部分を削り取ります。この作業を「ケレン」と呼びます。
ケレンの後、削れた塗膜などを清掃します。
表面のサビを除去したら、下塗り材を塗布します。
この下塗り材には、後から塗布する塗料をより密着させる、接着剤のような効果に加え、サビを発生しにくくする防錆効果があります。
防錆効果が含まれる点が、外壁等の塗装と鉄部塗装との大きな違いです!
下塗り材が乾いたら、塗料で色を付けていきます。
1回目に塗布した塗料をしっかり乾燥させたら、もう一度上から塗り重ねます。
塗り重ねて厚い塗膜をつくることで、鉄部がしっかりと保護されて劣化しにくくなります。
こちらで鉄骨階段の塗装工事は完了です!
施工前後の写真を比較してみましょう。
まるで新築のように美しくなり、腐食の危険性もなくなりました!
また、下塗り材の効果でサビが発生しにくくなっているので、この美しさがずっと長続きします。
これで安心して階段を利用することができますね♪
上記の工事費用・期間はあくまで参考であり、建物や施工箇所の状況などにより前後します。
ご自身の建物の場合いくらかかるのか・何日かかるのか知りたいという方は、山陽工業までお気軽にご相談ください。無料で建物調査・お見積をいたします。
なお、先述した通り劣化が進行して腐食してしまうと、工事にかかる費用・期間は上記より多くかかってしまいます。鉄骨階段の劣化が気になってきたら、1日も早く工事を行うことをおすすめします!
鉄部は、小さなサビ一つだけでも、発生してしまうと景観を大きく損ねてしまうことがあります。
劣化を放置してしまうことで建物の安全性にも影響を及ぼしてしまうため、できるだけ早い段階で工事を行うのがおすすめです。
山陽工業では、今回の記事でご紹介した鉄骨階段はもちろんのこと、手摺や鉄製のドアなど比較的小さな範囲のみの工事も承っておりますのでご安心ください。
建物調査・お見積は無料です!まずは一度ご相談ください。
なお、対応エリアは以下の通りです。
この記事を書いた人 山陽工業 かおり
・山陽工業で働く1児の母(2015年入社)
・「こんなこともやっているんだ!」と知っていただける、比較的小規模な工事や少し特殊な工事についての記事を主に投稿します。
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