・臭気筒の劣化が心配な方
・臭気筒の塗装工事について詳しく知りたい方
・臭気筒がある屋上の修繕工事を検討している方
臭気筒ってご存知ですか?
『臭気筒(しゅうきとう)』と聞いても、ピンと来ない方も多いと思います。
マンションやビルなどの屋上に設置されていることが多い臭気筒は、お部屋内(トイレなど)のにおいを外に排出するために設置されています。
今回の記事では、そんな臭気筒の塗装工事の手順について詳しくご紹介します。
建物全体の大規模修繕工事を多数請け負う山陽工業では、屋上の修繕の際に臭気筒の塗装も行うことも多くあります。
この記事をご一読いただき、臭気筒のメンテナンスをぜひご検討ください。
1.臭気筒の劣化を放置すると…?
臭気筒の多くは金属でできています。
強い紫外線を浴びたり雨に打たれるなどの環境的な要因で、手摺や鉄骨階段と同様に以下のような劣化が発生します。
・サビが発生する
・塗膜が剥がれる
・腐食する
臭気筒が設置されている環境(地域や方角など)にもよりますが、比較的軽い劣化症状である『サビの発生』は、一度塗装工事を施してから2~5年で部分的に見受けられることが多いです。
劣化が進み腐食してしまうと、腐食部分に雨が入り込み、雨漏りに繋がる恐れもあります。
また、腐食した部分は修復不可能なので、最悪の場合臭気筒自体を丸ごと取り替えなくてはならないなんてことにもなりかねません…
そうなってしまうと大掛かりな工事となり、費用も高くなってしまいます。
劣化が進んで腐食してしまう前に、塗料の塗替え工事を行うことをおすすめします!
2.臭気筒塗装工事の手順
今回ご紹介するのは、とあるマンションの屋上に設置された臭気筒の塗装工事です。
施工前の様子はこんな感じ。
腐食や塗膜の剥がれは発生していませんが、全体的にサビてツヤを失い、赤茶色になってしまっています…
では、臭気筒の塗装工事の手順を詳しく見ていきましょう。
まず、サビてしまった部分をサンドペーパーで削ります。この作業を「ケレン」と呼びます。
サビは侵食してどんどん広がってしまうため、残らないようにしっかりとサビを削り落とす必要があります。
サビを完全に除去したら、サビ止めを塗布します。
サビ止めには名前の通り、サビを発生しにくくする効果に加え、後から塗る塗料をしっかりと密着させる接着剤のような効果もあります。
サビ止めが乾いたら、塗料で色を付けていきます。
臭気筒は凹凸が多いため、細かい部分も丁寧に塗っていきます。
しかし塗料は、一度塗ればそれで終わりではありません!
一度塗った塗料をしっかり乾燥させてから、もう一度同じ塗料を塗り重ねます。
こうすることで厚い塗膜(塗料の膜)が形成され、紫外線や雨などの劣化要因から臭気筒を守ってくれるのです!
これで作業は完了になるので、ムラにならないように仕上がりには十分気を配って塗っていきます。
こちらで臭気筒の塗装工事は完了です。
施工前の写真と比較して見てみると、ツヤのある綺麗な臭気筒に生まれ変わったことがよく分かります!
なお、臭気筒の塗装工事は、1本であれば最短2日(乾燥期間含む)で完了します。
3.臭気筒の塗装工事は山陽工業へ!
臭気筒のように金属でできた部分は、外壁や防水材と比べると速いスピードで劣化していきます。
建物の安全性を守るためにも、定期的に塗装工事を行うことが大切です。
・前回の工事から期間が空いているから、このままでいいのか不安…
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この記事を書いた人 山陽工業 かおり
・山陽工業で働く1児の母(2015年入社)
・「こんなこともやっているんだ!」と知っていただける、比較的小規模な工事や少し特殊な工事についての記事を主に投稿します。
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