突然ですが「ヘリサイン」とは何かご存知でしょうか?
「ヘリサイン」とはヘリコプターで救助をする際に欠かせない、大切な物です。
今回の記事では、そんなヘリサインが出来るまでの工程を詳しくご説明します。是非最後までご覧ください!
「ヘリサイン工事」についての動画をYouTube公式チャンネルにて公開しております。宜しければ合わせてご覧ください!
最初に少しご紹介しましたが、ヘリサインとはヘリコプターで救助をする際に欠かせないサインです。災害が発生し救助ヘリコプターが駆けつける際に、目的地が分かりづらい場合があります。そこで、学校などの公共施設の屋上に施設名を書く事で、ヘリコプターの目印になります。この目的の役割こそがヘリサインの役割です。
命を繋ぐ大切なサインですね!
まずは、今回施工する場所の施工前を見ていきましょう。
今回施工する場所は新築の学校の屋上です。まっさらな屋上でとても開放感がありますね!この広々とした屋上にどのような工程でヘリサインが出来ていくのか、見ていきましょう。
まず初めに「墨出し」という作業を行います。
墨出しとはヘリサインのサイズを測り、綺麗に塗装する為にマスキングを行う作業です。
マスキングした場所が塗装の基準になる為、慎重に行います。
次に「シーラー」という塗料を塗布します。この塗料は下地の役割をして、他の塗料との密着度を高めます。
柄の長いローラーで、塗り残しの無いように進めます。
シーラーを塗り終わるとこのようになりました。塗装する場所がはっきりと見えて、サイズ感が良く分かりますね。
次に「背景の下塗り」を行います。鮮やかなグリーンの塗料を使用し、こちらもローラーで丁寧に塗装していきます。
一気に存在感が出ますね!
下塗りが終わったら、次は「背景の中塗り」です。
蛍光グリーンの特殊な塗料を使用し、2回重ねて塗っていきます。
蛍光色は遠くからでも判別しやすく、夜明け・夕焼け・曇天・雨天・スモッグ・煙など視界状況の悪い時でも見えやすいといった特徴がある為、飛行中のヘリコプターからの確認に最適とされています。
2度塗りする事でムラが無くなり、背景を綺麗に塗装する事が出来ました!
次に文字部分の「デッサン」を行います。デッサンとは縮小された設計図を元に、チョークで文字の下書きを書く作業の事です。
自分の身長より大きなヘリサインを全て手書きでデッサン出来るのは、経験を積まれた職人さんだからこそ出来る作業ですね!
書き終えたらマスキングを行い、塗料のはみ出しを防ぎます。
次に行うのは「文字部分の下塗り」です。文字部分の色も鮮やかで、グリーンとの組み合わせが目を引きますね。
文字の角丸部分はマスキングをせず、小さなハケで輪郭を書きます。
これも素晴らしい職人技ですね!とても綺麗な角丸で、釘付けになってしまいました。
次は「文字部分の中塗り」を行います。こちらも背景を塗装した時と同じ特殊な塗料で、2度重ねて塗っていきます。
文字部分の色も2度塗る事ではっきりしますね!
塗装終了後に文字部分に貼ったテープを剥がし、はみ出している箇所を修正します。
最後に「クリア」を塗装します。クリアは雨やホコリから守ってくれる役割がある為、とても大事な工程です。
ローラーを使用し、端から丁寧に塗っていきます。
クリアを塗り終わったら最初に貼ったテープを剥がし、施工完了です!
何も書かれていなかった屋上にヘリサインが出来ました!目を引く色合いで存在感がありますね。
上空からも目立つ事間違いありません!
もしもの災害時、ヘリコプターでの救助が必要になった際に必要なヘリサイン。学校や消防、市庁舎には必ず必要になってきます。
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