建物の印象に大きく影響する、言わば「建物の顔」である玄関ドア。
物がぶつかった際や年数が経ったことでいつの間にか傷が付いてしまったり、流行や好みの移り変わりによりデザインを変えたい、なんてことがあるかもしれません。
しかし、玄関ドア自体を丸ごと交換するとなると、大掛かりな工事となってしまいます。
もっと簡単にドアの色や質感を変えられないかな…
そのお悩み、ぜひ山陽工業のダイノックシート工事で解決させてください!
ダイノックシートとは何か?具体的にどんな工事なのか?
詳しく解説していきます。
1.ダイノックシートとは?
ダイノックシートとは、主に建物の壁やドアに貼る高級装飾シートのことです。貼ると建物の印象を大きく変えることができます。
屋外であれば、今回ご紹介する玄関ドアをはじめ、外壁・看板・サッシなど、戸建てから公共施設に至るまで幅広い場所で活躍しています。屋内であれば家具や内壁・浴室などで活用されています。
他にも、新幹線の車両内部や会議室のホワイトボードといった、「こんなところにも貼れるの?」と思うような少し意外な場所でも使用されています。
ダイノックシートは装飾シートということで、単色カラーはもちろん、石調・木目・メタル・抽象柄といった、天然素材の質感を再現したものまで豊富なラインナップがあります。
普通の壁紙やビニールクロスよりも、ダイノックシートの方が強度が高いので、意匠性と耐久性が両立したお勧めのシート工法です。
2.Before&After
ダイノックシートの工事前後は、こんなにも印象が変わります。グレーの玄関ドアが、鮮やかなブルーへ生まれ変わりました!
では、生まれ変わるまでの工程も見てみましょう。
3.工事の流れ
ダイノック“シート”なので、シールを貼る要領で接着をしていくのですが、貼る前にはいくつか丁寧な下準備が必要となります。
まずは作業時のゴミや汚れが侵入しないよう、しっかりと養生をします。
ケレン作業(=やすりがけ)で細かな汚れを落とし、ドア表面をなだらかに整えます。
次にパテ処理を施し、ドア表面の傷や凹みを埋めます。
パテ処理後にもう一度ケレン作業を行い、パテ処理でわずかにできた段差を埋めて、平らにしていきます。
シートを貼る前の最後の工程です!
シートの密着性を良くするため、プライマーと呼ばれる溶液を塗ります。
これで下準備が完了しました!いよいよダイノックシートを貼っていきます。
ドアよりも少し大きめにカットしたシートをドアにあてがい、空気が入らないようにヘラを滑らせて、丁寧に貼りつけていきます。
シートの余った部分をカットします。
温風を当ててシートを柔らかく変形させつつ、先程カットした切れ目をヘラで押さえつけていきます。
内側にも白いダイノックシートを貼って…
これで施工完了です!
シートを貼っているのに、元々こうだったのではないかという、素晴らしい仕上がりになりました!
尚、工事に入らせていただくまでの流れは、以下のようになっています。
4.機能性にも注目!
今回使用したダイノックシートを近くで見てみると、表面にキラキラした加工が施されているのが分かります。
今回使用されたダイノックシートは、玄関ドアのリフォーム向けにフッ素加工が施されています!
フッ素加工が施されたダイノックシートは、耐候性・耐久性に優れ、汚れも簡単に落とすことができるので、まさに玄関ドア向けの製品です。
他にもダイノックシートの中には消臭効果のあるシート・傷や凹み防止に特化したシート・室内を明るくしてくれるシートなど、場面や施工箇所に応じて、様々な機能に特化したシートが存在します。
5.ダイノックシートとのマッチング率
デザインが豊富で素材も丈夫なダイノックシートは、具体的にこんなシチュエーションにお勧めです。
室内の印象を変える内装工事を実施するにあたり、せっかくなら豊富なデザインの中から選びたい!
店舗の看板を綺麗に装飾するにあたり、丈夫で傷の付きにくいシートにしたい。
工事をなるべく短期間で終わらせたい。
一方、下記のようにお考えの場合は、ダイノックシート工事以外に、適した工事があるかもしれません。
費用をそこまでかけたくない。
人の出入りが少なく、外的要因に晒される機会も少ない箇所。
DIYで気軽に、まずはお試し感覚でインテリアを装飾してみたい。
山陽工業では、現状を調査しお客様のご要望を伺った上で、最適な工事をご提案しますのでご安心ください!
6.その他のダイノックシート施工事例
ダイノックシート工事は、前段階の下準備から施工中の端部の処理など、職人の方の技術が必要になる工事です。その為、実績のある施工会社に頼むのがおすすめです。
山陽工業では、今回ご紹介した他にも様々なダイノックシート工事の実績がございますので、いくつかご紹介させていただきます。
山陽工業の入口の扉に施工した様子です。シートを貼っただけで、木目調の温かい雰囲気に様変わりしました!
こちらも玄関扉に施工した様子です。暗めの木目調から明るめの木目調にイメージチェンジをしました。
7.山陽工業のダイノックシート工事
山陽工業は防水・塗装工事に特化した建設会社です。建物の改修・修繕を得意としており、今回ご紹介したダイノックシートの工事のみを取り扱っている会社ではありません。
しかし、建物の見栄えを変える・印象を変えるといった工事において、綺麗な塗料やシートを「塗るだけ・貼るだけ」が作業の全てではありません。
工事を実施する前の効率的な養生・塗装や、貼りつけ作業に入る前の丁寧な下地処理、完了後の報告書等、全ての工程をスムーズに対応できるか否かが、建物の工事を行う会社として重要なことだと考えています。
調査・御見積は無料で承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください!今回のダイノックシート工事をはじめ、様々なお悩みに対応いたします。
お問い合わせの際は、以下の情報をご教示いただけるとスムーズです!
玄関ドアの寸法(縦×横)
玄関枠もシートを貼るか
内側と外側どちらに貼るか
なお、対応エリアは以下の通りです。
この記事を書いた人 山陽工業 よーこちゃん
・山陽工業に入社して2年目の広報社員。
・たくさんの現場を巡って、日々様々な知識と写真を集めています。
・施工管理に長けた工事監督さん、この道何十年の熟練職人さんの方々に取材を行い、建物の修繕・改修に関する情報を発信していきます。
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