除菌レベルを数値でチェック！ ご自宅・オフィスの除菌作業

ここ最近、新型コロナウイルスの感染者の増加が止まらず、本当に不安な毎日ですね。

我が家の近所の保育園でも最近感染者が出てしまったようで、防護服を着た方が園庭で除菌作業をしているのを見かけました。

ところであの防護服を着た方々、具体的にどんな作業を行っているかご存知ですか？

「どんな手順で、何を使って作業しているんだろう？」

「ウイルスや菌は目に見えないものだから、除菌すれば本当に安心できるのか心配…」

このご時世、頻繁に行われてはいるけれど、意外に知られていない、除菌作業の内側。

特に身近な人が新型コロナウイルスに感染してしまった場合、周囲の人の生活を維持するためにも、迅速に対応してほしいですよね。

実は山陽工業では、除菌・除染・消毒等の特殊清掃も行っています！

もちろん、安全・迅速・正確に作業を進めています。

今回の記事では、そんな除菌作業について詳しくご紹介します。

今回は見本として、東京都足立区にある山陽工業のオフィスで除菌作業を行いました。

まずは、現状どの程度汚れているのかを知るために、現場のあらゆる箇所に拭き取り検査を行います。

下の写真は外階段の手摺です。

検査する箇所を専用の綿棒で擦り、検査装置に入れると…

数値が表示されました！4449です！

…高いのか低いのか？良いのか悪いのか？いまいちピンときませんね。

では、検査結果のレベル表を見てみましょう。

まさかの、Level Ⅶ「極めて汚い」…！！！

屋外である外階段の手摺は特に汚れやすい箇所であるため、このような結果になったと考えられます。

しかし、毎日きちんと掃除しているはずの室内のデスクも…

134（Level Ⅳ「やや汚い」）と、あまり良い状態ではありませんでした。

具体的な数値で可視化されると、なかなかショッキングですね…。

この拭き取り検査は、施工完了後にも行いますので、完了後の結果に期待しましょう！

現状の調査が完了したら、早速除菌作業の開始です。

施工は、作業員が防護服等を着脱する場所を決め、その場所を除菌するところから始めます。

左側の長靴が置いてある場所は、靴底を除菌するためのスペースです。

ウイルスや菌の付着・飛散を防ぐため、作業員が現場に持ち込むものも必要最低限にし、床を養生して決まった場所に置いておきます。

まずはオゾン発生器を使用して、空間洗浄を行います。

オゾンには高い除菌効果があり、その効果は、消毒方法としてよく見聞きする塩素系消毒剤の約6倍以上と言われています。

その上、オゾンは除菌後に酸素に戻るため、安全性も高い除菌方法です。

次に、超微粒子噴霧装置を使用して、除菌剤を散布します。

部屋の隅から隅まで散布し、除菌剤を行き渡らせます。

非常に細かい粒子として除菌剤を噴霧できるので、小さな隙間や空間全体もしっかり除菌することができます。

※薬剤の中には、噴霧に適さないものもありますが、弊社では噴霧に適した薬剤を使用しておりますので、ご安心ください。

最後に、紙ウエス（使い捨ての紙雑巾）を使用して、室内の扉・窓や備品等に付着した除菌剤を拭き上げます。

こちらで除菌作業は終了です。

現場から退出する前に、初めに用意した「靴底除菌スペース」で靴底をしっかり除菌します。

外した防護服や靴・マスクは適切に処理を行い、着脱スペースを再度除菌して、やっと「施工完了」となります。

普段の改修工事とは違った雰囲気で、最後の最後まで気の抜けない作業です…！

施工完了後、現場が清潔な状態になっているかどうかを確認するため、再度拭き取り検査を実施します。

前述した外階段の手摺を確認してみましょう。

数値が表示されました！15です！！

検査結果のレベル表を見てみると…

Level Ⅱ「とても清浄」です！

室内も検査したところ、全ての箇所でLevel Ⅱ「とても清浄」、または更に高レベルなLevel Ⅰ「極めて清浄」という結果が出ました。

目に見えないウイルスや菌に対し、具体的な数値で清潔度を確認できるのはとても安心ですね。

現在、新型コロナウイルスが猛威を振るっていますが、恐れるべきウイルスや菌は、他にもたくさんあります。冬になれば、インフルエンザや胃腸炎、ノロウイルス等も感染拡大が心配です。

目に見えないウイルスや菌をプロの手でしっかり除去し、安心して生活を送るためにも、オフィスやご自宅の除菌・除染・消毒は、ぜひ山陽工業にお任せください。

費用は2,500円＋税／㎡～です。

（現場の状況等により前後します。）

まずはお気軽にお問い合わせください！

なお、対応エリアは以下の通りです。