\こちらのゴミ置き場では、扉の交換や増設工事を行いました/
山陽工業では新しい既製品の設置を始め、既存のゴミ置き場の改修・修繕まで柔軟に承ります!
工事をしようかどうか迷っている アパート・マンションのオーナー様、管理組合の皆様がいらっしゃいましたら、本記事をご参考ください。
工事前と工事後でゴミ置き場がどのように変わったのか、作業の日数も含めてご紹介します。
こちらはマンションの一画に柱を立てて、鉄扉やアクリル板で囲ったゴミ置き場です。
特別、不便な事情がある訳ではないのですが、居住者に対して全体的にスペースが狭く、鉄扉なども劣化しています。

そこで今回は、このような改修&増設工事を行いました↓
①重くて開けにくい扉を、新しいものへ交換する。
②下記のゴミ収集用コンテナとカラーコーンの間にある仕切りを撤廃して、ゴミ置き場のスペースを広げる。

空間に合わせて新しい扉や仕切りを取り付けていくことから、既製品のゴミステーションやボックスを設置するのとは異なる、半オーダーメイドの工事になります!
(1)撤去
始めに錆びて劣化した扉や柱、不要な仕切りを解体して撤去します。

古い扉を外して、


スペースを仕切っていたコンクリートも崩して撤去します。


撤去作業が全て完了すると、ゴミ置き場内の空間が一気に広がりました!


(2)新しい扉を取り付ける
撤去された古い鉄扉の代わりに、新品の扉を取り付けていきます。

まずは、バラバラの状態の部品を組み立てて、扉のフレームを作ります。

組み立てたフレームを柱などの構造に沿ってはめ込むのですが、その際は位置がずれたりしていないか、きちんと水平の状態になっているかなど、細かく調整しながら設置していきます。

柱の構造に綺麗に沿った状態で、フレームを組み込みます。


必要なところはこのように溶接して、しっかり固定していきます。

そうして設置したフレームに合わせて、扉のパーツを順番に組み込んでいきます。

取手や鍵の取り付けをします。


もう一方の扉もだいぶ仕上がってきました。

(3)鉄部の塗装
扉の設置作業と並行して、ゴミ置き場を囲う鉄部の塗装をしていきます。
老朽化した鉄部は強度が弱まり、崩れてしまう危険性が出てくるので、そうなる前にまだ劣化度合いが低い段階から、新しい塗料を塗り直して強度を回復させる必要があります。

まずは、やすりがけをします。
剥がれかけた塗膜などを削り落とし、塗料が塗りやすくなるよう鉄部の表面を整えます。

やすりがけを終えたら、こちらの赤い塗料を塗っていきます。
これは錆止め用の塗料で、鉄部に塗ることで錆の進行を防いでくれる効果があります。


続いて、錆止め用の塗料を塗った上から、既存のものと同じ、黒色の仕上げ用の塗料を塗っていきます。

(4)その他の仕上げ
他にも、扉の小窓や鉄部の構造を覆うプラスチック板などを取り付けて、ゴミ置き場全体を仕上げていきます。


(5)工事完了!
不要な仕切りが撤去されゴミ置き場のスペースが広くなりました!
扉も重たい鉄扉から、新しくて開閉のしやすいスライド式に変化しました。



肝心の工事日数は規模にもよりますが、最短2日〜1週間で完了することが多いです。
既製品の設置や、逆に古いゴミ置き場の撤去、はたまた今回のようなゴミ置き場の増設工事まで、お客様のお悩みに沿って幅広く柔軟に対応します。
なお、対応エリアは以下の通りです。

また、今回の工事の他に、別のゴミ置き場でも似たような増設工事を行いましたので、ぜひご覧ください!

この記事を書いた人 山陽工業 よーこちゃん
・山陽工業に入社して3年目の広報社員。
・たくさんの現場を巡って、日々様々な知識と写真を集めています。
・施工管理に長けた工事監督さん、この道何十年の熟練職人さんの方々に取材を行い、建物の修繕・改修に関する情報を発信していきます。