打ちっぱなしコンクリートの外壁でできた建物は、おしゃれな見た目でとても人気ですよね。ですが、打ちっぱなしコンクリートの外壁には劣化が付き物です。
打ちっぱなしコンクリートの外壁はシンプルな見た目である分、経年劣化が目立ちやすい点も…
打ちっぱなしコンクリートの外壁はメンテナンスを行って建物の美観を維持することがとても大切です!
この記事では、山陽工業が行ったマンションの打ちっぱなしコンクリートの外壁塗装工事をご紹介します。打ちっぱなしコンクリート特有の柄や色を再現することで、まるで新築時のような仕上がりになる様子を是非ご覧ください!
・乾燥収縮によって生じるひび割れ
・湿気が原因で起きるカビ
・雨水が原因で起きる黒ずみやシミ
上記の原因により打ちっぱなしコンクリートの外壁は劣化し、美観が損なわれてしまいます。
おしゃれでスタイリッシュさを出すことのできる、打ちっぱなしコンクリートの外壁。外壁塗装のメンテナンスで美観を維持させることをおすすめします!
コンクリートには、水分を吸収しやすいという性質があります。
さらに、そのコンクリートにひび割れが発生していると、より内部にまで水が浸入しやすくなってしまいます。
そのまま放置してしまうと、躯体の劣化や雨漏りに繋がってしまう危険性があります…
そこで外壁塗装によるメンテナンスを行うことで、打ちっぱなしコンクリートに防水性を持たせることができます。そうすることで、雨水の浸入を防いで外壁の劣化を防止することができます!
今回ご紹介するのは、マンションの打ちっぱなしコンクリートの外壁に行った塗装工事です。
では、施工前の状態を見ていきましょう。
経年劣化により、黒ずみやひび割れが発生してしまっていますね。このまま放置すると、美観を損なうだけではなく、コンクリート自体の劣化が進み水漏れにも繋がってしまう恐れがあります。
このような問題も外壁塗装を行い解決していきましょう!それでは施工の流れをご紹介していきます。
まず、プライマーを塗っていきます。
プライマーを塗ることで、次に塗る塗料を壁に密着しやすくすることができます。
次に塗るのは疎水材です。
疎水材とは、外壁に塗ることで水を浸透しにくくする性質の材料です。外壁に水が浸透しにくくなると、コンクリート躯体の劣化や中性化の防止に繋がります!
次はベースを塗る作業です。
ベースを塗ることで、コンクリート特有の質感を出すことができます。
ベースを塗った部分と塗っていない部分では、色に大きく差がありますね。
また、ベースの色は希望のコンクリートの質感に合わせて明るさを選ぶことができます。
全体にベースを塗り終えました。全体的に色ムラが消えて明るくなりましたね!
次に、打ちっぱなしコンクリート特有の模様を付けていきます。
模様を付けるための塗料は、職人さんがこのように色を混ぜ合わせて作っています!希望に合う色かどうか濃さを確認しながら、丁寧に色を作っています。
いよいよ模様を付けていきます。
パターンローラーという、ボコボコとしたローラーを使用して模様を付けています。
そして、こちらが模様を付け終えた外壁です。模様を付けることで、味がある仕上がりになりましたね!
最後に上塗りとして、クリヤーと呼ばれる塗料を塗っていきます。
この塗料を塗ることで、コンクリート外壁を保護することができます。
全体に塗り終え、全ての工程が完了です!
黒ずみやシミなどがなくなり、新築のような綺麗さを取り戻すことができましたね!
参考までに、今回の施工場所で行った外壁塗装工事での費用をご紹介します。
■費用 : 4,000円/㎡~ +税
※現場の状況などにより変動がございますので、あくまで参考としてご認識いただければ幸いです。
打ちっぱなしコンクリートの外壁に塗装を行うことで、おしゃれな美観を維持するだけではなく、外壁の劣化も防止することができました!
劣化が進んでしまう前に塗装工事を行うことで、費用も安く抑えることができます。
また山陽工業は、防水・塗装工事に特化した改修専門業者です。
そのため、外壁塗装に関してお悩みがございましたらお気軽にお問い合わせください!
なお、対応エリアは以下の通りです。
この記事を書いた人 山陽工業 みさと
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