カーブミラーは、車・自転車の運転や歩行の安全確認に欠かせないものです。
今は見通しが良い場所でも、マンションなどの建物が建築されたり、道路の交通量が増えたりすることで見通しが悪くなり、カーブミラーが新たに必要になる場合もあります。
公道にカーブミラーを設置する場合は、その道路の管理者に依頼をして設置してもらうことが可能ですが、私道や私有地内に設置する場合は、自ら業者を探して依頼する必要があります。
そのカーブミラーの設置、山陽工業にお任せください!
塗装・防水工事をはじめとした建物改修を行う山陽工業では、「カーブミラーの設置工事」も1本~承っています。
今回の記事では、カーブミラー設置工事について、実際の施工写真と共に詳しくご紹介します。
1.施工プラン
今回工事を行ったのは、千葉県のとある一戸建てのお宅です。
弊社のHPを見たオーナー様より、「自宅の駐車場の入出庫用に、カーブミラーを設置したい」とご相談をいただき、施工しました。
施工を始める前に、カーブミラーの詳細・設置箇所についてお打合せを行います。
カーブミラーは、よく見かけるポール型のものはもちろん、下の写真のように壁や塀等にミラーのみを取り付けることも可能です。
また、ミラーやポールのデザイン・大きさ等、詳細なご希望をお伺いします。
今回のお宅では、オーナー様の「景観に馴染むデザインにしたい」というご希望に合わせ、ダークブラウンのポール型ミラーを採用しました。
また、設置箇所については、左右どちらも安全確認ができるように、建物の左側と右側に1本ずつカーブミラーを設置することにしました。
2.カーブミラー設置工事の流れ
それでは早速、施工開始です!
まずは、カーブミラーを取り付ける位置を確認します。
今回のお宅のように、既にコンクリートを打設してある場所にカーブミラーを設置する場合は、コンクリートを撤去する必要があるため、撤去する範囲も併せて確認します。
次に、コンクリートを撤去します。
電動のこぎりで切り込みを入れ、ドリルでコンクリートを剥がしていきます。この作業を斫り(はつり)作業と呼びます。
斫り作業が完了したら、カーブミラーの高さを調節し、取り付けます。
次に、新たにコンクリートを打設して、カーブミラーを設置します。
コンクリートが硬化するまでの間、カーブミラーが倒れてしまわないよう、木で固定します。
充分に乾燥させ、コンクリートが完全に硬化したら、カーブミラーが地面に水平に設置されているかを確認します。
水平確認には、「水平器」という道具を使用します。
ミラーのポール部分に水平器を当て、水平器内の気泡の位置が内側の線の間にあれば、水平であるということが確認できます。
結果、左右どちらのカーブミラーも、水平に設置されていることが確認できました。
わずかな傾きでも、それが原因で倒れてしまう恐れもあります。細心の注意を払って確認を行います!
これでカーブミラー設置工事は完了です!
オーナー様のご希望通り、景観を損ねないスタイリッシュなカーブミラーが設置されました。
3.参考費用・施工時の注意
●参考費用
ポール型ミラー 1本10万円+税~、2本15万円+税~
※ミラーのデザインや大きさ、また、建物や設置箇所の状況により前後しますので、ご相談ください。
●施工時のご注意事項
施工の際は、以下についてご注意ください。
・斫り作業の際、騒音・振動が発生します。
・硬化中のコンクリート周辺は立ち入り禁止になります。
・施工中、施工箇所周辺に置いてある物をご移動いただきます。
・駐車場へ施工する際は、施工中に一部車両をご移動いただく場合がございます。
4.カーブミラー設置工事は山陽工業へ!
通行の際の安全確認に必須であるカーブミラー、私道や私有地内への設置はぜひ山陽工業へお任せください!
建物・道路の状況やお客様のご要望に応じて、最適なプランをご提案します。
現場調査・御見積は無料ですので、まずはお気軽にお問合せください。
なお、主な対応エリアは以下の通りです。
この記事を書いた人 山陽工業 かおり
・山陽工業で働く1児の母(2015年入社)
・「こんなこともやっているんだ!」と知っていただける、比較的小規模な工事や少し特殊な工事についての記事を主に投稿します。
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