真空管式温水器をご存知でしょうか?
温水器には電気やガスなど様々な種類がありますが、今回ご紹介する真空管式温水器は太陽熱でお湯を作る仕組みです。
「太陽熱でお湯を作るから節約に繋がる!」とご自宅や会社に設置する方も増えています。
中には「以前は使っていたけど、壊れてから何年も使っていない」なんて方もいるのではないでしょうか?
実は、劣化したまま放置してしまうと以下の様な問題が起きてしまうのです!
劣化が進み破損してしまった真空管式温水器が、強風に飛ばされて落下する可能性が大いにあります。風で吹き飛ばされた真空管式温水器で通行者にケガをさせたり、車や家屋を破損させたりすれば、管理義務を怠った責任を問われることも…。
落下等の危険性が予測されるだけでなく、真空管式温水器の重量によって車や家屋が損壊することも考えられます。そのため、利用しなくなった太陽熱温水器は放置せず、事故が起きる前に撤去しましょう!
今回ご紹介するのは学校のプール横にあった真空管式温水器の撤去です。詳しい工程や施工日数など、参考にして頂けると嬉しいです!
始めにご説明した様に、真空管式温水器は太陽熱温水器の一種です。真空管式温水器は真空のガラス管にステンレス管が入っています。タンク内の沸いたお湯に包まれたステンレス管に直接水道から水が通り、熱交換されお湯になる仕組みです。熱が逃げにくく温度を維持してくれるのが特徴の温水器です。
今回の現場に設置されていた真空管式温水器は長年使われていなかった物で、全体的に錆びていたり、ガラス管が破損していたりなど、劣化が進んでいました。
撤去するためには分解する必要があります。まずはカバーなどに付いているネジを外していきます。
中はこのような構造になっています!
まだまだ分解していきます!
次に、ガラス管を取るためにネジを外し、、、
反対側の銅管接続部を切断していきます。
ガラス管を外す事が出来ました!
この順序で全てのガラス管を外します。
全て外すとこんな量に!!
大量のガラス管を外す事が出来ました!
さらにこのガラス管を割り、中のアルミと分別します。
ガラスは、施工後お客様に怪我をさせてしまう可能性があります。お客様の安全を守る為や撤去時に廃棄物をスムーズに運ぶ為に、なるべく小さくします。
これでガラス管の撤去は以上です!
次に土台のコンクリートブロックと鉄筋を分解します。
まずは接着部分を切断します。
そして鉄筋に付いているボルトを外し、分解します。
分解するとこんな感じ
これで土台の撤去は完了です!
無事、温水器の撤去が終わりました。
温水器が無くなりすっきりしましたね!
これで落下などの心配は無く、安全にお過ごし頂けます。
今回ご紹介した工事にかかった施工日数は2〜3日間でした。
初めにお話しした様に、劣化したまま放置してしまうと落下等の危険性が予測されます。長期間かかる工事ではありませんので、事故が起きてしまう前に撤去しましょう!
※現場の状態・環境によって施工日数は変化します。あくまでも参考としてご承知くださいます様お願い致します。
山陽工業は防水・塗装工事だけでなく、撤去工事や補修工事のみのご依頼も大歓迎です!
今回は撤去のみのご依頼でしたが、撤去後の屋上床の洗浄や補修・防水工事も承っておりますので、併せてご検討ください。
その他、どんな小さなお悩みでも山陽工業へお気軽にご相談ください!
なお、対応エリアは以下の通りです。
この記事を書いた人 山陽工業 まお
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