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半オーダーメイドで、ごみ置き場を美しくリニューアル!

半オーダーメイドで、
ごみ置き場を美しくリニューアル!

今回は、アパートのごみ置き場のリニューアル工事を行います。
ごみ置き場ならではの懸念点を解消する施工方法をご紹介していますので、現在進行形でお悩みを抱えている、リニューアル工事をしようか迷っている、見積もりや施工業者に不安があるといった方々の参考になればと思います。そうでない方も是非お気軽に覗いてみてください!

1. 何故、ごみ置き場をリニューアルするの?

【工事前のごみ置き場】
ブロック塀に囲われたシンプルなごみ置き場です。入り口を仕切るような物は無く、目の前には歩道が広がっています。
何か特別な支障が発生していたり、緊急工事が必要な箇所があるという訳ではないのですが、使い勝手を良くしたいというオーナー様の要望と今後のリスクに備えて、リニューアル工事を行うことにしました。

外から丸見えの状態で、いつでも誰でも出入りが可能なごみ置き場は非常に無防備です。
アパートの住民以外からの不法投棄・ポイ捨ての他、寄ってきたカラスがごみ置き場を汚す・散らかす等のリスクが存在します。

いくつものごみが積み上がった景色は、ごみ置き場の印象を下げてしまい、やがてはアパート全体の資産価値の低下に繋がってしまう可能性もあります。
また、悪臭の広がりによって近隣住民からクレームが来るのも、避けたいところです。

このようなお悩み事・お困り事を、今回のリニューアル工事では全てまるごと解決することができるのです!
    お悩み全て解決します
  • 不法投棄・ポイ捨て
    カラスによる被害
    アパート全体の資産価値の低下
    悪臭の広がりによるクレーム
2. 半オーダーメイドの施工方法

既存のごみ置き場の構造に沿って、必要な箇所に壁・天井・扉等を追加し、ごみ置き場全体を倉庫のように作り変えました。
既製品の材料を工場や現地で加工した後、ごみ置き場に設置するので「半分」オーダーメイドの工事という意味になります。

ごみ置き場を半オーダーメイドするメリット

・ごみ置き場内部の設備に配慮した設計ができる
・周囲の景観と馴染んだデザインにできる。
・既製品にはない特別感を演出できる。
・ごみ置き場のスペースを最大限に活用できる。

3. 作業の様子

【枠を作る】
まずは、設計図に沿ってカットしたアルミフレームを繋げ合わせ、ブロック塀の上部に「枠」を作ります。

【壁(窓)を作る】
次はアルミフレームの枠内に「壁」を作っていきます。

事前に注文した材料をカットして繋ぎ合わせます。

枠内に隙間無くはまることを確認します。
「壁」というより「窓」のイメージですね。完成したごみ置き場の内部には照明を設置しないので、自然光をたくさん取り入れられるよう半透明のプラスチックボードを取り付けます。

ネジを締めます。

同じ流れで背面や左側面にもプラスチックボードを取り付けていきます。

【屋根を作る】
屋根には、アルミフレームを等間隔に並べました。
その枠内を埋めるよう塩ビ板(=柔らかくて割れにくい素材の板。加工がしやすく、店舗のディスプレイや室内装飾等、幅広い部分で使われている)をカットして枠の上に乗せていきます。

アルミ板とフレームで、塩ビ板を挟みこむよう取り付けます。

裏側から見た様子です。壁に組み込まれたプラスチックボードと同じく半透明の素材を使用しています。こちらは、空の色を判別できるよう白色を採用しました。

【棚を作る】
ごみ置き場の内部に、ごみ分別用の棚を組み立てて設置します。

ブロック塀=ごみ置き場の倉庫の壁という役割を果たすので、設置した棚枠がスペースを余すこと無く活用できています。既製品の場合は、ブロック塀の内側にゴミステーションを設置するので半オーダーメイドで制作したごみ置き場と比較すると、ひとまわり小さくなってしまいます。

蓋を付けます。これで分別したごみの臭いや見た目を覆い隠してくれます。

【扉】
倉庫の扉も設計図通りにカット、組み立てたパーツを取り付けます。

扉は施錠できる仕組みになっているので、時間外のごみ捨てや不法投棄・ポイ捨てを防ぐことがきます。

【シーリング、その他】
倉庫の組み立て作業が完了したら、枠同士の隙間や金具の設置部分に防水のためのシーリングを施します。漏水の心配はなるべく減らしておきましょう。

また、屋根に溜まった雨水を逃すための配管も欠かせません。ビスを用いてしっかり固定します。

4. 工事完了!

ごみ置き場のリニューアル工事が完了しました!
落ち着いたデザインが周囲の景観とも馴染み、良い意味でごみ置き場らしくないデザインが完成しました。扉の内部を知らない人々からすれば、この倉庫がごみ置き場であるとは思わないでしょう。

5. 半オーダーメイドのごみ置き場設置工事の参考費用

今回のごみ置き場リニューアル工事の場合の、参考費用をご紹介します。

参考費用 : 120~130万円

※現場の状態・環境・設置するサイズによって費用は変化いたしますので、あくまで参考程度にご承知おきください。

6. デメリットも含めて山陽工業にお任せください

今回の施工方法は、意匠性の高さや設計の自由度の観点から、お客様のご要望に可能な限り沿ったごみ置き場を作ることが可能です。
ですが、既製品のゴミステーションを設置する工事と比較すると、材料の加工等でかなりの手間隙と費用が掛かってしまうというデメリットもあります。

ごみ置き場のかたちによって、どちらの施工方法が適切かどうかも変わってきますので悩まれている方は、まずはお気軽に山陽工業までご相談ください。

山陽工業では、既製品のゴミステーションの設置から今回のような半オーダーメイドのごみ置き場リニューアル工事まで、お客様のご要望に柔軟に対応できる施工体制を整えています。特に住みながらの工事では住民の皆様への周知を徹底し、スムーズな施工を心掛けています。

外構工事はもちろんのこと、塗装・防水工事を中心に幅広い施工実績を重ねています。診断からお見積もりまで無料で承っておりますのでお気軽にご相談ください。

なお、対応エリアは以下の通りです。

この記事を書いた人 山陽工業 よーこちゃん

・山陽工業に入社して2年目の広報社員。
・たくさんの現場を巡って、日々様々な知識と写真を集めています。
・施工管理に長けた工事監督さん、この道何十年の熟練職人さんの方々に取材を行い、建物の修繕・改修に関する情報を発信していきます。

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