今回のブログでは、
普段は中々目にすることのない場所でどのような工事が行われているのか、ほんの少しご紹介します。
現場は都立両国高校の体育館の屋根上です↓
今回行うのは塗装工事です。
こちらの工事では
出典 : 株式会社日進産業 公式HPより引用
ガイナを建物の外部に塗布すると、日射を効率良く反射し、夏季建物内が暑くなる原因となる熱の発生を抑えます。さらに太陽光が当たると、塗膜表面が即座に高温度になり、入射した方向に遠赤外線を大量に放射します。遠赤外線放射により高温度側へ熱を積極的に戻すことにより、低温度側への熱の流れを更に減少させます。
出典 : 株式会社日進産業 公式HPより引用
上記の引用文にも記載されているように、遮熱・断熱効果のあるガイナを体育館の屋根に塗布することで、
工事を開始するにあたり、山陽工業では
また現場が高所の屋根の上ということもあり、作業員の安全確保が欠かせません。工事を始める前に
工事前と工事後の塗料は同じ色なのですが、下のBeforeとAfterを見比べてみるとかなり様変わりしているのが分かります。一体どのようにして屋根が綺麗になっていったのか、工程に沿って順番にご紹介します。
- 工事前の様子
(まずは現場の汚れや劣化をチェック!) - シーリング工事
(シーリング材を打ち替えます) - 下塗り
(密着性を高める塗料を塗ります) - 中塗り
(仕上げの色となる塗料を塗ります) - 上塗り
(塗料を塗り重ねて耐久性を上げます) - 工事後の様子
(どんな仕上がりになったかチェック!)
パッと見るとそこまで汚れていないように見えます。
しかし部分的に観察していくと、骨組みの交錯しているところや塗膜の表面に汚れが付着しているのが分かります。
山陽工業の行う丁寧な塗装工事で、こちらの屋根の寿命を延ばしていきましょう。
これらはシーリング材、またはコーキング材と呼ばれるものです。元々は粘性のある半液体の材料ですが、これが隙間に充填されて固まった結果、あの弾性の塊が出来上がります。
シーリング材を「サッシと外壁の境目」や「外壁同士の継ぎ目」に打ち替える・打ち増しをすることによって、雨水や外気が建物内部に入り込むのを防ぎます。
現場の洗浄作業も完了済みとのことで、早速シーリング工事を始めていきましょう。
この現場では、屋根と外壁の境目にシーリング工事が施してありました。ですが、経年劣化によりシーリング材の耐久性が落ちているのが確認できます。
まずは全てのシーリング材を剥がします。そこに新しいシーリング材を充填していきます。
シーリング工事が完了しました!
次は下塗り作業に入っていきます。
塗装工事における下塗りは大切な役目を担っています。
・この後に乗ってくる中塗り、上塗りの塗料を綺麗に仕上げる
他にもいくつか理由はありますが外壁・床・屋根等あらゆる外装工事において、下塗りの工程は非常に重要視されています。
ですので今回の工事でも、
下塗り作業もトラブル無く完了しました。
中塗りは別名本塗りとも呼ばれ、仕上がりの色となる塗料を塗っていきます。
下塗りと同じく、塗り残しが出ないよう細かい部分をハケで塗っていきます。
立ち上がりの部分にもしっかり塗料を乗せていきます。
中塗り作業も完了です。色もこのように変化しました。
塗装の最終工程となる上塗りです。塗っているのは
塗膜の耐久性が上がれば、
2回塗られているのが分かりますね。
上塗り作業も手際良く終わりました。
今回も、無事に工事が完了しました。
こうして見比べてみるとかなり変化しているのが分かりますね。
山陽工業では
建物調査・御見積は無料で承っています。
「経験豊富な建設業者に建物の様子を見てもらいたい!」という方がいらっしゃれば、
なお、対応エリアは以下の通りです。
この記事を書いた人 山陽工業 よーこちゃん
・山陽工業に入社して2年目の広報社員。
・たくさんの現場を巡って、日々様々な知識と写真を集めています。
・施工管理に長けた工事監督さん、この道何十年の熟練職人さんの方々に取材を行い、建物の修繕・改修に関する情報を発信していきます。