「たった数ミリのひびだから大丈夫」…そう思っていませんか?
実は、その小さなひび割れが建物の耐久性を大きく左右することもあるんです。
戸建ての基礎となるコンクリートは、長年の使用や地震、気候変動によってひび割れが発生します。
小さなひび割れも放置すると強度が低下し、大規模な修繕が必要になることも…。

IPH工法とは?

・微細なひび割れまで補修➡0.01mmのクラックにも対応
・鉄筋の防錆効果➡錆びを防ぎ、耐久性向上
・強度回復と長寿命化➡コンクリートの圧縮強度を改善
・環境にやさしい➡施工時の騒音・粉塵が少ない
より詳しくIPH工法の詳細を知りたい方は下記のリンク先をクリック!

この工法は土木学会の評価を受け、特許も取得しています!
IPH工法の施工手順
実際の施工現場に同行し、IPH工法の作業工程を詳しく取材しました。
専門の職人さんがどのようにひび割れを補修していくのか、リアルな現場の様子をお届けします!
01 施工前の状態を写真で記録
施工を始める前に、ひび割れの範囲や深さをしっかり記録します。
どの程度の補修が必要かを判断し、施工計画をたてます。

02 DIY補修した箇所を除去
居住者様ご自身で補修材を塗ってしまった部分は、一度取り除く必要があります。
既存の補修材が残っていると、樹脂が充填しにくくなるため慎重に取り除きました。

03 ひび割れ部分に穴を開ける
ドリルを使って適切な位置に穴を開け、樹脂を注入する準備をします。
深さや角度に注意し、樹脂が均一に行き渡るよう調整しました。

04 台座とシールの取り付け
穴を開けたら、樹脂が不要な部分に流れ出さないようにシーリング処理を行い台座を取り付けます。
シールの接着を確認し、しっかりと密閉します。

05 樹脂の準備
樹脂は固まりやすいため、手早い作業が求められます。
樹脂を作成してから完全に固まるまで約1時間なので、迅速に注入作業へと取り掛かります。

06 カプセルを使い、樹脂を注入
樹脂を奥深くまでしっかり充填させるため、専用カプセルを使用します。
ひび割れの奥までしっかりと樹脂が行き渡るよう確認しながら、作業を行いました。

下の図のように、注入開始時にコンクリート内部の空気を抜き取り、樹脂と安定的に置換します!


07 一晩放置し、樹脂を硬化
樹脂が完全に硬化するまで、一晩そのまま放置します。

08 翌日、カプセルを取り外す
翌日しっかりと樹脂が硬化したことを確認し、カプセルを取り外します。

09 台座とシールの除去
樹脂注入時に使用した台座とシール材を取り除き、表面を整えます。
仕上がりを美しくするため、余分な樹脂や汚れも除去しました。

10 モルタルで仕上げ、工事完了!
最後に、補修した部分をモルタルで仕上げ、見た目を整えます。
周囲のコンクリートと色を合わせ、自然な仕上がりにしました。


工事は3日間で完了しました!ひび割れを見つけたら早めに対処するのが一番ですね!
戸建て基礎補修工事なら山陽工業へ!
大切な住まいを守るために、基礎部分のひび割れは早めの補修が重要です。
山陽工業では「IPH工法」 を用いた補修工事を多く行っております。
通常の注入工法では、コンクリート内部にある空気に押し返されてしまい、隅々まで補修材が行き渡らないことがあります。


・住まいの安全性向上:ひび割れが進行する前に補修することで、建物の寿命を延ばせます。
・コストの削減:早めの対策で、大規模な修繕を回避できます。
・快適な暮らしを維持:IPH工法なら短期間で施工が完了し、日常生活への影響も最小限に抑えることができます。
小さなひび割れのうちに補修すれば、大掛かりな工事を避けられます。
なお、対応エリアは以下の通りです。
