
建物の外壁のあちこちにある換気口。
高い位置に設置されているため汚れていても掃除しにくく、また上の写真のような形だと雨や虫が部屋に入ってきてしまうため、換気口に関するお悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
そんなときは、お部屋の空気を清潔・快適に保てるよう、換気口の交換工事を行うのがオススメです!
防水工事・外壁工事を主に請け負う山陽工業ですが、実は換気口のような金物の交換工事も承っています。
今回の記事では、とあるマンションで行った換気口交換工事について詳しくご紹介します。
「換気口の劣化が気になる…」
「換気口を最新のものに交換したい!」
そんなお悩み・ご要望をお持ちの建物オーナー様・管理会社の方は必見です!
もちろん、交換工事は1箇所~承っておりますので、戸建てを所有・管理されている方もぜひご一読いただき、工事をご検討くださいね。
1.そもそも換気口とは?
換気口とは、その名の通り室内の換気をするために設けられる空気の通り道です。
昔とは違い、気密性・断熱性の高いつくりになっている現代の住宅では、その性能の高さゆえシックハウス症候群(※)を引き起こしやすくなっています。
そこで、常に室内の空気を循環させるために外壁などに換気口を設置することが法律で義務付けられ、今では多くの建物で当たり前に目にするものとなりました。
※シックハウス症候群とは…建材や塗料から放出される化学物質などによって室内の空気が汚れることで引き起こされる病気のこと。特に新築・改築直後の家に入居した人が発症することが多い。


なるほど。上の写真のように、マンションの外壁にたくさんついているものは換気口なんですね!
また、換気口と一口に言っても、その形や機能性は商品により様々です。
四角いものや丸みを帯びたもの、


また、フードの形状は上の写真のような完全に覆うタイプが主流ですが、下の写真のように半分覆うタイプもあります。

また、換気口の内側も雨や虫が入りにくい構造のものなどの種類があります。

建物の立地や周辺環境などに合わせて選ぶと良いと思います!
2.換気口交換工事の手順
交換前の換気口がこちらです。

こちらは換気設備の吸気・排気部分です。フードがないタイプなので、吸気部分の換気口から虫が入ってきてしまって困っているとお客様からご相談を受けました。
フードやネットがついた虫が入りにくい構造の換気口への交換をご提案し、せっかくなので排気部分の換気口も同じデザインのものに交換することになりました。

まずは、古い換気口を撤去します。
壁との接合部分にカッターで切り込みを入れると、意外に素手でバコッと外すことができます。
今回新しく取り付ける換気口がこちらです。
中の網のような部分が虫除けネットの役割を持つ部分です。フードもついているタイプの換気口なので、これでお部屋に虫が入ってくる心配はありません!

2箇所とも取り付けていきます。



換気口と外壁の隙間を埋めるように、シーリング材を充填していきます。
シーリング材とは、ゴムパッキンのようにプニプニしている、水を弾く素材です。このように部材と部材の隙間を埋めることにより、水の浸入やガタつきを防ぐことができます。


シーリング材が完全に乾いたら、これで換気口交換工事は完了です!
外して取り付けて固定する、非常にシンプルな手順です。気になる費用や工事日数については、次の項目でご紹介します。
3.換気口交換工事の費用・日数
換気口交換工事にかかる費用と日数は、以下を参考になさってください。
なお、建物の状況やお選びいただく換気口により、費用・日数は変動いたします。
換気口交換は1箇所から承っておりますので、お見積をご希望の方はお気軽にご相談ください。
4.換気口交換工事は山陽工業へお任せ!
改修工事業者と聞くと、建物全体の大規模修繕工事を行うイメージが強いかもしれません。しかし山陽工業では、今回ご紹介した換気口交換をはじめとした規模・範囲が比較的小さな工事も承っています。
現地調査とお見積は無料で承っています。
1箇所だけでも大丈夫かな…
そんな風にお悩みの方も、ぜひ山陽工業へお問い合わせください!
なお、対応エリアは以下の通りです。


この記事を書いた人 山陽工業 かおり
・山陽工業で働く1児の母(2015年入社)
・「こんなこともやっているんだ!」と知っていただける、比較的小規模な工事や少し特殊な工事についての記事を主に投稿します。
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