まだ修繕工事を実施していない、築年数の経ったマンション・アパートのオーナー様や管理組合の皆様へ。
年数は経っているけれど外壁工事を行うべきか、まだ放置しておいても大丈夫か分からない、といったお悩みごとはありませんか?
お住まい・お持ちである建物が今どれくらい劣化しているのか、お客様ご自身で判断するのは少し難しいところですよね…。
そこで、外壁に関するお困りごとがあれば山陽工業にお任せください!
山陽工業は防水・塗装工事を得意とする建設会社です。
知識と経験に長けた建築施工管理技士が、建物の調査から報告書のご提出まで無料で行います。
また、外壁工事を実施する際は、カラーシミュレーションを用いて、お住まい・お持ちである建物の色がどのように変化するのか、工事前に確かめることも可能です。
今回はカラーシミュレーションの活用を経て、外壁の塗装工事が完成するまでの流れをご紹介しますの。
「 カラーシミュレーションとはどういうものだろう?」「工事がどのような流れで進むのか知っておきたい!」といった方のお役に立てる記事となっています!
塗装前と塗装後でとても綺麗になりました。
写真を拡大してみると、色だけでなく模様も変わっているのが分かります!
工事が本格的に始まる前に、お客様には外壁塗装用の見本帳の中から気になる色・デザインを選んでもらいます。
塗料にはいくつか種類があり、どの塗料を使用するかによって選べる色・デザインは異なりますが、それでも豊富な数が存在します。
候補を3〜4個に絞ったら、ご希望のお客様にはカラーシミュレーションを使用して、建物にその色を塗るとどのように変わるのか想定したCG画像をお見せします。
今回の工事においても、色々なパターンを作成した結果・・・
こちらで最終決定となりました!
外壁を新しい色に塗り替える他、デザイン(=外壁の模様のこと)も変更します。
見本帳のサンプルのみでは不安要素を感じるお客様も、カラーシミュレーションを使えば工事後の仕上がりイメージが一気に高まるため、ご好評いただいております。
そうして外壁の仕上がり色・デザインが決定したところで、実際の作業に取り掛かっていきましょう。
長いこと雨風や紫外線にさらされた外壁には、いくつもの劣化症状が発生しています。
汚れや変色は外壁塗料を塗れば直すことができますが、ひび割れのような劣化は塗装だけで直すことができません。
ですので、始めに補修作業を施していきます。
【小さなひび割れ ➡︎ カチオンフィラー】
ひび割れにも分類があり、幅の小さなものはカチオンフィラーという下地調整材をひと塗りすることで、隙間を埋めることができます。
【大きなひび割れ ➡︎ Uカット工法】
一方で、幅の大きなものに関してはひび割れの隙間をわざと大きくU字型に削り、そこへ充填材を流し込む、Uカット工法で補修をしていきます。
その他の箇所も、このように補修します。
こうしてみると目には見えない劣化が、実はたくさん潜んでいたことが分かりました。
今回の外壁工事を機にこれらの劣化全てを綺麗に直して、建物の耐久性を回復していきましょう。
続いて、既存の模様の復元に取り掛かります。
建物の保護と美観のため、多くの外壁には模様(=パターン)が付いています。
模様には様々なデザインがあり、性能や費用もそれぞれ異なった仕様になっています。
こちらの外壁は不規則な凹凸を上から塗り潰したような模様が施されていますね。
これは「吹き付けタイル」と呼ばれる、最も一般的に採用されている模様です。
比較的安い費用で、様々なバリエーションが存在します。
今回の工事では、外壁の色が変化するのに合わせて、模様も別のデザインへ変更する予定となっています。
ですが補修作業の際、ひび割れを直すための作業過程にて吹き付けタイルの模様が平らに削られてしまった箇所があります。
模様が削られていない箇所と削られている箇所が両立したまま、いきなり新しい模様を塗り込んでも不自然な仕上がりになってしまいます。
外壁を綺麗に仕上げるためには、削れてしまった既存の模様を復元し、外壁全ての模様を揃える必要があるのです。
早速、作業を始めていきます。
まずは模様を外壁に吹き付けるための機械に、紙粘土のような白い材料を注ぎます。
スイッチを入れると粘性のある材料が自動で射出され、飛び散るように外壁に付着します。
熟練の職人さんが機械を操り、ひび割れの補修跡に模様を付けていきます。
吹き付けた直後の様子です。
粒状の模様が満遍なく付着しているのが分かりますね。
そうしたら次に、吹き付けた模様の上からローラーを転がしていきます。
「そんなことをしたら外壁に吹き付けた材料がローラーにくっついてしまうのでは!?」
と思ってしまいそうになりますが、ローラーには特殊な透明塗料が塗られているため、材料が付着することはありません。
粒状の模様を綺麗に平らにしていきます。
このようにして、既存の模様が復元されました!
既存の模様の復元が完了したら、その上から外壁全体に新しい模様を形成していきます。
凹凸模様を付けられる専用のローラーで、白い塗料(=下地調整材)を塗っていきます。ローラー工法と呼ばれるこのやり方は、塗るだけで外壁に模様が付けられるので、吹き付けタイル工法より短い期間で仕上げることができます。
高級感が強いのは吹き付けタイルですが、ローラー工法どのような外壁にも馴染みやすく、今時っぽい印象を演出することができます。
窓枠周辺の幅が狭い部分も、隙間無く模様を付けていきます。
既存の模様と新しい模様を見比べてみると、デザインの違いがよく分かります。
新しい模様の塗り込みが完了しました!
新しい模様が乾いたら、最後にカラーシミュレーションで選んだ外壁塗料を塗っていきましょう。
一度の塗装では外壁面を完全に保護することが難しく、また発色も悪いため、仕上げの塗料は二度塗り重ねていきます。
工事前にカラーシミュレーションで色の印象を確認してもらっていることから、お客様もあまり不安を感じず、安心して見守ることができたとおっしゃっていました!
気になる外壁工事の費用ですが、山陽工業の場合、基本的に¥1,700/㎡〜請け負っております。
※現場の状態・環境によって上記数字は変化します。あくまでも参考価格としてご承知下さいますようお願い致します。
山陽工業はスピード&レスポンスを大切にし、お客様のご要望に柔軟にお応えする施工体制を整えております。
外壁工事に限らず、幅広い工種に対応していますので、どれほど小さなご相談でも大丈夫です。
冒頭でも述べました通り、建物調査の報告書や見積もりまで無料で承っていますので、工事の参考としてぜひ弊社をご活用ください!
なお、対応エリアは以下の通りです。
この記事を書いた人 山陽工業 よーこちゃん
・山陽工業に入社して3年目の広報社員。
・たくさんの現場を巡って、日々様々な知識と写真を集めています。
・施工管理に長けた工事監督さん、この道何十年の熟練職人さんの方々に取材を行い、建物の修繕・改修に関する情報を発信していきます。
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