山陽工業は外壁改修・塗装・防水工事に特化した建設会社です。
しかし、工事の大・小問わず、ちょっとした建物のお悩みも解決しに駆け付けます!!
今回の記事では、テナントビルで行った水道メーターボックス内の止水栓交換工事についてご紹介します。
普段なかなか目にしない場所ですが、万が一マンションやテナントビルで水のトラブルが起こってしまうと、居住者の方・テナントの方にも迷惑がかかってしまいますよね。
止水栓がきちんと閉まらない!
止水栓から水が漏れる…
こんなトラブルが起こってお困りの建物オーナー様、ぜひ一度山陽工業にご相談ください!
1.止水栓交換工事までの経緯
今回止水栓交換工事のご依頼をくださったのは、テナントビルのオーナー様です。
諸事情で水道メーターボックス内の止水栓を閉めた際、蛇口の水が完全に止まらなかったそうです…。
これによって止水栓バルブが劣化していることがわかり、別の防水工事をご依頼いただいていた縁で、ご相談を受けました。
室内でもないし、普段気に掛けないような所だけど、本当に工事を行った方がいいのかな?
確かにそう感じてしまう方もいらっしゃいますよね。
しかし、このまま水漏れを放置してしまうと、次のような事態になりかねないのです。
・水道料金が余計にかかってしまう!
・メーターボックス内に水が溜まり、やがてボックスの外まで溢れてしまう!
そ、それは困る!!早めに対処しなくては…。
2.工事の流れ
それでは早速、どんな工事を行ったのか見ていきましょう!
まずは既存の水道メーター部分を取り外します。
メーター自体に特に不具合は起きていないのですが、止水栓と連結しているため、一度取り外す必要があります。
取り外した後の様子がこちら↓
続いてタイルやその下の土間部分を斫っていきます。
斫り(はつり)とは、コンクリートなどを削ったり砕くことを意味する建築用語です。
なぜタイルや土間部分を斫る必要があるかというと、肝心の止水栓バルブがこれらの下にあるため、一度斫らないと交換が困難なのです…。
次に既存のバルブ部分を撤去します。
今回の漏水の原因はここです。
設置されてから40年以上経つため、経年劣化により栓がきちんと閉まらずに緩んでしまっていました。
40年もの長い間、お疲れ様でした…!
既存のバルブを撤去したら、新しいバルブを取り付けます。
水が漏れたりしないよう、しっかりと取り付けてバルブを閉めます。
最初に一次撤去したメーター部分を復旧します。
先程(2)で斫った箇所を、モルタルで埋め戻していきます。
モルタルとは、セメント・水・砂でできたとても頑丈な材料です。
尚、今回はオーナー様とご相談の上、斫った部分はタイルより安価な「モルタルで埋め戻す」という方法を選びましたが、同一のまたは近似のタイルで復旧することも可能ですので、モルタルでは見た目が気になる…という方もご安心ください!
水漏れが止まったかを確認して、半日程度で無事工事完了です!
今回止水栓の工事のため、工事が完了するまで建物内は断水となるのでご注意ください。
しかし、半日程度の短い工事とはいえ、工事を行う建物の居住者様やテナント様になるべくご迷惑をお掛けせず工事を行いたい…!
そのため、今回はテナントさんがお休みの日曜日に工事を実施しました。
また、テナントさんには次のような断水のお知らせを配布して事前告知を行っております。
3.ちょっとした建物のお悩みも解決!
冒頭でもお伝えした通り、山陽工業は外壁改修・塗装・防水工事に特化した建設会社ですが、今回のような建物の設備に関するご相談も承っております。
本当にちょっとした悩みだけど相談していいのかな…?
まだ工事をお願いするかわからないのだけど、見積だけでもお願いできないかしら?
もちろん大歓迎です!!
調査・御見積・ご相談は無料で承っております。ぜひ下の問い合わせフォームより、お気軽にご相談ください。
電話・LINEでのご相談は下部に表示されているバナーより受け付けております。
なお、対応エリアは以下の通りです。
この記事を書いた人 山陽工業 みほ
・2015年に山陽工業の管理部として入社
・事務職として建設業の書類作成を極めていましたが、お客様により喜んでいただけるようなご提案ができるよう、現在工事内容についても勉強中!